『Shiva Baby シヴァ・ベイビー』概要
| 原題 | Shiva Baby |
| 製作年 | 2020 |
| 製作国 | アメリカ、カナダ |
| 監督 | エマ・セリグマン |
| 時間 | 78分 |
| 配給 | SUNDAE |
自分の将来や価値のようなものに悩む女子大生ダニエル(レイチェル・セノット)が両親とともに親戚のお葬式(シヴァ=ユダヤのお葬式)に向かったところ、元カノ・マヤ(モリー・ゴードン)や、さっきまで一緒にいたパパ活相手マックス(ダニー・デフェラーリ)とその妻子にも遭遇してしまう。各方面にいい顔をするための嘘をついてしまっていたダニエルは、いよいよ取り繕えなくなっていまい…というお葬式コメディ
『Shiva Baby シヴァ・ベイビー』予告編
『Shiva Baby シヴァ・ベイビー』の感想
78分というコンパクトな構成でおもしろさがつまっていた。
自分の状況が冴えないと思っているダニエルは、誰が死んだのかもよくわからないお葬式にて、親戚たちから「就職は?」「彼氏は?」とひっきりなしに浴びせかけられるあけすけな問いかけに自尊心を傷つけられてしまう。さらにはベビーシッターのバイト代(=実はパパ活代)をうっかり家族口座に入れちゃってたので、両親から「一家族からしか仕事の依頼を受けてない」ななどと状況を把握されてしまっているし、過干渉気味な母親はこともあろうにパパ活相手の妻キム(=3つの事業を在宅で手掛けるやり手ビジネスマンである…!)にダニエルの仕事がないか聞いてしまうし、なんならマックスがダニエルへ払うパパ活代もキムの稼ぎらしいし、ついでに良い進路が決まっている幼馴染の元カノ・マヤは意味ありげに近づいてくるし、悔しいやら恥ずかしいやら失望するやらで散々な目にあってしまう。レイチェル・セノットによる強迫的なまでの気まずいコメディ的な演技がすばらしかった。
ひどい目に合うダニエルだが、最後は少し救いもあったりして楽しく観られる作品である。

筆者
これは面白い…!赤ちゃんの鳴き声とか、親戚の喋り声とか、音も強迫的なんだよな〜

