『シャルルとリュシー』を観た!【ネリーに気をつけろ!】

『ネリー・カプランレトロスペクティブ』シャルルとリュシーの感想

『シャルルとリュシー』概要

原題Charles et Lucie
製作年1979
製作国フランス
監督ネリー・カプラン
時間98分
配給グッチーズ・フリースクール

何もかも失った夫婦が逃避行を繰り広げるロードムービー。

だめすぎる骨董屋のシャルル(ダニエル・チェカルディ)と老人の世話をする掃除人リュシー(ジネット・ガルサン)は鬱屈とした倦怠期の初老夫婦として生活を送っていた。ある日急に大豪邸を相続したことを知らされ今の生活をすべて捨てて相続した車でその豪邸へ向かうのだが全く見つからない。車を路駐してカフェに行けば、その車が「盗難車」だったことが発覚してあれよあれよと追われる身となってしまう。行き当たりばったりなふたりの旅はどこへ向かうのか…!という話。

『シャルルとリュシー』予告編

『ネリーに気をつけろ!ネリー・カプラン レトロスペクティヴ』の予告となる。

『シャルルとリュシー』の感想

ものすごく面白かった。

大資産を手にしたことによるつかの間の高揚と解放感から一転、老夫婦は急転直下で本当に何もかも失ってしまう(しまいには裸一貫…!)。その過程で身を寄せ合ったり罵倒しあったり、勢いでとんでもない犯罪を犯しつつやぶれかぶれに生き延びるすべを見出していくふたり。どたばたとした老夫婦の動きや表情がコミカルでついつい引き込まれつつも、どうしようもなく哀愁があり、でもやはり最終的には笑ってしまう、そんなロードムービーである。

そんな笑いを生きる糧にした老夫婦のたくましさにほっこりできるすばらしい映画であった。

筆者
筆者

最高におもしろかったゾ!テーマソングみたいなのもなんだか愛おしいよ