2025年に観た映画振り返り【好きな10作品+】

新作映画を観た感想を書き始めたきっかけとか

筆者
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2025年終わったな!

ということで個人的には初めて年間通してほぼ毎週のように映画館に通っていた年だった2025年に観に行った映画を振り返りたい。

2025年に映画館で観た好きな映画10選

筆者
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以下10作が特に好き!

ミゼリコルディア

トレンケ・ラウケン

みんな、おしゃべり!

火の華

雪子 a.k.a.

アジアのユニークな国

バード ここから羽ばたく

私たちが光と想うすべて

メイデン

ナイトコール

ミゼリコルディア

フランスのアラン・ギロディ監督によるオモシロ映画。恩人のお葬式のために田舎の村に戻った男と村人が繰り広げる珍妙な騒動たるや…!観客には明白な事件のもたつきと、観てても判然としない人間模様のあじわいに引きずり込まれたのであった。

今年特集された監督作品3本はどれも未体験のおもしろさであった。監督の作品は全部観てみたい…!

筆者
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終盤、かつてないすごい珍シーンがあるゾ!

トレンケ・ラウケン

アルゼンチンのラウラ・シタレラ監督による迷宮的大作(前後編で4時間超…!)。

疾走した植物学者の女性を追う二人の男、という切り口で物語は始まるのだがロードムービーのようでいて、ミステリーのようでいて、ホラー、SF、クィアと様々なジャンルを横断するかのような紆余曲折を経てとんでもないところに連れて行かれる怪作である。

特集もいくつか観られたのだが、過去作「ドッグ・レディ」はこれまたベスト級に面白かった。

筆者
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いつのまにか変なところに着いちゃう感じが面白いんだよな〜

みんな、おしゃべり!

河合健監督による、ろう者とクルド人が商店街で衝突する絶滅危惧言語大戦映画。わかりあえなさと真摯に向き合い、コメディにも感じられるおかしさがある。今の世の中にこそ必要な「わかりあおうとする」ことについて突き抜けたラストで表現しきっている。多くの人に観てもらいたい一作である。

筆者
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少しでも興味沸いたら観てくれ〜

火の華

小島央大監督による、実際に報道された自衛隊日報問題から着想を得た作品。国連平和維持活動区域の南スーダンで、隠蔽された戦闘によりPTSDを負った元自衛官が、闇の武器ビジネスに手を染めつつ、花火工場で働き始める。親方や仲間に支えられ、少しずつ癒やされていくも、過去の闇が迫り…という話。

気骨を感じさせる力強い作品。本物の花火の美しさもすばらしい。規模は小さめだが、2026年1月時点で上映予定館もまだあるため、これからでも広まってほしい一作である。

筆者
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良かった…!

雪子 a.k.a.

草場尚也監督によるラップ初心者の女性教師が不安と向き合っていく物語。2月と12月に計2回鑑賞し、そのたびにクライマックスで号泣してしまった。日々なんとなくの不安を持ちながら生活する自分としても、非常に心揺さぶられた大好きな一作。

筆者
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同僚の先生たちがまたいいんだよな〜

アジアのユニークな国

山内ケンジ監督による77分の快作。政治にビンカンな人妻・曜子は日中1階で耳の遠い80歳の義父の介護をしつつ2階で売春をしていた。夫は気付いていない。ある政治家の話題を客に振り、その反応でサービス内容が大胆に変わる。明るく朗らかに、介護と仕事を一所懸命こなす彼女だが、どうやら隣人がその行いに感づいているようであり…という話である。

善悪の境界とこの国の矛盾を楽しく観ることができるR18+の傑作。クライマックスは必見。

筆者
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このあと山内ケンジ監督作品を見漁ってしまった…!

バード ここから羽ばたく

アンドレア・アーノルド監督による、ヒキガエルの分泌物をドラッグとして売って再婚資金に当てようと躍起になっているシングルファザーと生活する12歳の少女ベイリーの、行き止まりのような生活のなかで出会った不思議な男バードとの交流を描く不思議な青春映画。思わぬ飛躍に映画の魔法を感じる傑作。

筆者
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映画もよかったうえに、西島篤司氏によるパンフ掲載のスチール写真がとんでもなくイイ!

私たちが光と想うすべて

インドのパヤル・カパーリヤー監督によるいわゆる歌って踊る「インド映画」とは一線を画すリアリスティックな作品。同僚でルームメイトのプラバとアヌの物語。プラバは既婚者だが海外に渡った夫とは長らく連絡を取っていない。若いアヌは保守的な両親に隠したままの異教徒の恋人がいた。二人の共通の知り合いが自宅立ち退きを迫られ故郷に帰ることになり、二人は見送るべく村まで同行することになるのだが、そこでこれからを決意するある出来事に遭遇し…という話。

映像・音が美しく、インドにおいていまだ抑圧のある女性たちの友情と自由意志を貫く力強い映像に心揺さぶられた。

筆者
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監督のドキュメンタリー作品「何も知らない夜」も良かった…!

メイデン

カナダのグラハム・フォイ監督の初長編作品。16㍉フィルムの粒子の粗めな映像で描かれる、青春の中の孤独と哀愁に完全に心を掴まれた。気ままに暮らす親友同士の高校生の少年2人に訪れる悲しみが、失踪した少女の孤独と優しくリンクしていく。なんとも心に残る素晴らしい作品である。

筆者
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日本で配給しているクレプスキュールフィルムさん、まじで信頼しかない良作ぞろい…!

ナイトコール

ミヒール・ブランシャール監督によるクライムスリラー。ブリュッセルにて鍵屋の青年が依頼者を信じたがためにヤバめな鍵を開けてしまってマフィアに捕まってしまい、無実を証明するために奔走する一夜を描いたノワールでアクションでサバイバルな作品でもある。アクションやそのカメラワークにハッとするスゴさがあり、緊張感ある展開が続くので完全に見入ってしまった一本であった。

筆者
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緊張感すごかった…!主演のジョナサン・フェルトレの表情が良かったな〜

その他の好きな映画

以下、他の好きな作品を列挙する。

  • I Like Movies
  • ビーキーパー
  • エマニュエル
  • トワイライトウォリアーズ
  • アプレンティス
  • ディックス!!ザ・ミュージカル
  • リアル・ペイン
  • 邪悪なるもの
  • おんどりの鳴く前に
  • ハイパーボリア人
  • ミッシング・チャイルド・ビデオテープ
  • ブルータリスト
  • 死に損なった男
  • TATAMI
  • ANORA
  • ロングレッグス
  • スイート・イースト
  • 教皇選挙
  • Flow
  • エミリア・ペレス
  • FEMME
  • シンシン SING SING
  • 異端者の家
  • ノーバディーズ・ヒーロー
  • 湖の見知らぬ男
  • ミステリアス・スキン
  • サブスタンス
  • ガール・ウィズ・ニードル
  • サスカッチ・サンセット
  • 秋が来るとき
  • マキシーン
  • KIDDO
  • JUNK WORLD
  • 罪人たち
  • Fortune Cookie
  • カタツムリのメモワール
  • ストレンジ・ダーリン
  • 顔を捨てた男
  • ルノワール
  • カーテンコールの灯
  • スーパーマン
  • 盲山
  • 入国審査
  • ドッグ・レディ
  • KNEECAP
  • 近畿地方のある場所について
  • アイム・スティル・ヒア
  • 赤い糸 輪廻のひみつ
  • 大長編 タローマン 万博大爆発
  • パルテノペ
  • 美しい夏
  • ランド・オブ・バッド
  • ChaO
  • 愛はステロイド
  • この夏の星を見る
  • 九月と七月の姉妹
  • ヒックとドラゴン
  • ふつうの子ども
  • 私たちのオカルティックサマー
  • ボーイ・キルズ・ワールド
  • ザ・ザ・コルダのフェニキア計画
  • Dear Stranger
  • THE MONKEY
  • テレビの中に入りたい
  • マルティネス
  • ハンサム・ガイズ
  • RED ROOMS
  • ワン・バトル・アフター・アナザー
  • フレイムユニオン 最強殺し屋伝説国岡[私闘編]
  • テイク・ミー・サムウェア・ナイス
  • さよならはスローボールで
  • 次元を超える
  • ハウス・オブ・ダイナマイト
  • ドライブ・クレイジー
  • ローズ家
  • ユニバーサル・ランゲージ
  • ジュリーは沈黙したままで
  • DREAM
  • LOVE
  • SEX
  • ドミニク
  • ブルーボーイ事件
  • WEAPONS
  • プロセキューター
  • 殺し屋のプロット
  • エディントンへようこそ
  • クリスマスイブ・イン・ミラーズ・ポイント
  • ボディビルダー
  • 少女はアンデスの星を見た
  • 世界一不運なお針子の人生最悪な1日
筆者
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だいたい楽しく観てますな

そんな感じである。

2026年もいろいろ気になる作品を見ていきたいところ。